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こんなところにも甲南女子大生⁉︎ 通学旅行記

10ENJOY通学!

こんなところにも甲南女子大生⁉︎
通学旅行記

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大学選びのとき気になるのが、「通学時間」。甲南女子大学はアクセス良好な神戸市東灘区にありますが、実際どれぐらいの距離なら通えるものなんでしょう? 調査したところ関西一円からの自宅通学生がいて、なんと淡路島や和歌山の自宅から通っている学生を発見。ふたりの通学に同行しながら、なぜ地元を離れないのか、通学に時間をかける意味とはなんなのか、通学にまつわる質問を投げかけてみました。
片道約2時間の通学は、いわば小旅行? 移り変わる風景写真とともに、旅行記風にお届けします。

1人目:K.Nさんの場合
〜淡路島からのルート〜

こんなところにも甲南女子大生⁉︎ 通学旅行記
K.Nさん (看護リハビリテーション学部 理学療法学科 2年生)

※時間は1限登学時の想定です。(実際の撮影時間とは異なります)

06:35 自宅出発

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K.Nさんの地元、淡路島。目の前いっぱいに広がるブルーの海は圧巻! こんなところから通学がスタートします。

K.Nさん:家からは海が見えるので、潮風の匂いや波の音は私にとって日常です。夏には友達の家族が経営している海の家でバイトしたこともあるんですよ。ここから片道約2時間かけて、大学へ向かいます。

【通学コラム その1】
地元のおすすめ「寳來堂(ほうらいどう)のまわり弁天」

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K.Nさんが小学生のころから通っているという近所の和菓子屋「寳來堂」。150年以上の歴史があるお店で、この「まわり弁天」はあんこが薄皮に包まれているおまんじゅう。淡路島の銘菓として知られているそう。「あっさりした甘さで何個でも食べられちゃう」とのこと。

06:50 江井高速バス停に到着

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K.Nさん:家から江井のバス停までは、母が車で送迎してくれています。バスは1時間に1本。1限から授業がある時は6時54分のバスに乗っていきます。朝は島外にいく高校生や会社員の方もいて、けっこう賑やかですね。

1年生の時はオンライン授業も多かったので、大学へは週3で通っていました。おかげで無理なく慣れることができました。

バスは意外と運休にはならなくて、止まったのは台風の日ぐらい。ちなみに、今まで乗り遅れたことは一度もありません!

07:00 高速バスで移動

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K.Nさん:バスに乗っている時間は45分ぐらい。神戸方面にいく地元の友達が同じバスに乗ってくるときにはおしゃべりをしたり、授業で小テストをすることが多いので、復習をして過ごしたりしています。

将来は理学療法士になると決めて、理学療法学科に入りました。高校2年生の時、弟が部活のバスケで怪我をしてしまって。近くでリハビリしているのを見ていたのがきっかけですね。希望にぴったりの学科があったこと、女子大への憧れもあり、甲南女子大学を選びました。2年後には国家試験も控えているので、うまく時間を有効活用したいですね。

【通学コラム その2】
マストアイテム「授業の資料」

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遠方通学者にとっては、バスの中も貴重な勉強時間。授業の資料はマストアイテム。「バスの時間内にやるぞ! と思うと集中できる気がします。」とK.Nさん。

07:30 バスで明石海峡大橋を渡る

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K.Nさん:中学生のころから、遊びに行くのは三ノ宮が多かったんです。なので明石海峡大橋は、私にとっては見慣れた景色です。

通うのが大変じゃない? とはよく聞かれるんですが、地元を離れる選択肢は、最初から考えていませんでした。家族に会えないのは寂しいし、両親が共働きで、家の手伝いもできる方が良いと思ったので。飼っている犬が12歳だし、病気になったこともあって、今はできるだけ一緒に暮らしたかったのも大きいですね。

07:35 高速舞子バス停からJR舞子駅へ移動

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K.Nさん:高速舞子に到着。ここからもまだ淡路島が見えますね。地元の好きなところは、近所の人が「おかえり~」「いま学校帰りなんか~」と気さくに声をかけてくれるところ。島に帰ってきたんだな〜と、なんだかほっとできるんです。でも、地元ではコンビニに行くのにも車で10分は掛かるので、歩いてコンビニにいけるのは羨ましい! いつかは街なかに住んでみたいです。

07:40 JR舞子駅に到着

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K.Nさん:舞子駅に着くと、「都会の街にきたな~」と感じます(笑)。​​遊ぶときは、ここからさらに三ノ宮まで出ることが多いですね。学校帰りに友達と遊ぶこともあります。映画を観にいったり、買い物をしたり。帰りは、三ノ宮から20時55分発のバスが最終ですね。

【通学コラム その3】
立ち寄るスポット「サンエトワール舞子店」

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JR舞子駅の改札前にあるのは、K.Nさんがよく通っているというパン屋「サンエトワール舞子店」。甘いパンが好きなK.Nさんのおすすめは「チョコクロワッサン」や「マフィン」「メロンパン」だそう。帰りにおやつとして買って帰ることが多いとのこと。

【通学コラム その4】
マストアプリ「Spotify」

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※撮影は電車外で行っております。

JR舞子駅からの電車は、通勤・通学の人も多く混み合うため、音楽を聴いて過ごすというK.Nさん。音楽アプリ「Spotify」は欠かせません。最近はNovelbrightや優里の曲がブーム。朝はゆったりとしたバラードで心を落ち着かせて、満員電車をやり過ごしているそう。

08:30 JR甲南山手駅に到着

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K.Nさん:ここまでくると、あと少しって感じです! ここで大学の友達に偶然会うこともあります。JR摂津本山駅までいくと大学のスクールバスもありますが、私は甲南山手駅でおりて大学までは歩いていきます。

08:35 住宅街の坂道を登る

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K.Nさん:大学は丘の上にあるので、かなり坂を登ることになります(笑)。でも途中、振り返ったときの景色がとても気持ち良くて好きですね。

夜は大学からの景色が最高なんです。冬の授業終わり、神戸の夜景がとっても綺麗で、みんなで写真を撮って帰ったのも良い思い出です。

受験を決める前に母と一緒に大学へ見学に来た時、母には「この坂毎日登って行ける?」って言われた記憶があります。だんだん足腰が鍛えられたのか、慣れてきた気がします。

神戸を一望できる大学からの夜景を動画でチェック!

08:45 甲南女子大学に到着

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K.Nさん:約2時間かけて、到着です! ここは大学のエントランス。とても綺麗で、初めて来た時には「これが大学か~!」ってびっくりしました。今もその時の気持ちを思い出す場所ですね。坂を登りきって「やっと着いた」っていう達成感もあるかもしれないです。

 

通学の時間が長いことってマイナスにとらえる人もいるんですけど、私にとっては有意義な時間なんです。大学の友達と話しながら帰るのも楽しいですし、地元の友達とバスの中で偶然会えるのもうれしい。通学も大学生活の一部というか。だからこそ、通学時間でもいろんな思い出を作りたいなと思いますね。

C.Hさんの場合
〜和歌山県(橋本市)からのルート〜

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C.H​​さん (看護リハビリテーション学部 看護学科 2年生)

※時間は1限登学時の想定です。(実際の撮影時間とは異なります)

06:15 自宅出発

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C.Hさんの地元は、和歌山県橋本市。山や田んぼ、畑など、緑豊かなここから通学スタートです。

C.Hさん:写真に見える山の奥の方に私の家があります。私にとっては見慣れた景色ですが「野生のうさぎに会ったことがある」というと珍しがられるかもしれないですね(笑)。

06:30 南海林間田園都市駅に到着

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C.Hさん:大阪方面に行く時はこの駅を使います。家から歩きだと何時間もかかっちゃうので、駅までは両親に車で送ってもらっています。1限から授業がある日は、朝5時に起きて、6時36分の電車に乗ります。20分に1本ぐらい電車がくるので、特にすごく待つという感じはしないですね。

06:50 南海電車で移動

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C.Hさん:電車に乗ってなんばまでは40分ぐらいですね。和歌山って大阪や神戸の方にはすごく遠いイメージを持たれたりしますが、そんなことはなくて。実際、中学・高校の時から梅田やなんばにはよく遊びに行っていました。だから大学も通える距離だなと思って、家から通うことにしました。一人暮らしをしたいと考えたことはありません。今は勉強も大変だし、不安も多くて。生活面で頼れる家族がいるのは、実家暮らしのありがたいところだなと思っています。

【通学コラム その1】
マストアイテム「スマホとイヤホン」

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電車の中ではSNSを見て過ごしたり、音楽を聴いたりすることが多いというC.Hさん。スマホとイヤホンのセットは必需品。InstagramやTiktokでは、おすすめに上がってくるのをついつい見てしまうそう。よく聴く音楽はK-POPで、BTSが好きとのこと。お気に入りの曲は「Answer : Love Myself」。

07:30 南海なんば駅からOsaka Metroなんば駅へ移動

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C.Hさん:このあたりにくると、地元から都会に出てきたなと感じますね。8月の後半には、大阪の病院での実習が10日間あったんです。勉強してきたことを患者さん相手に実践する場なので、とても緊張しました。朝の8時には病院に着いて、16時半まで。家に帰るのは18時ごろというスケジュールでした。ちなみに、看護師は小学校のころからの夢。母が看護師として働く姿を見てきたのもあり、自然とその道に進みたいと思うようになりました。

07:40 Osaka Metroなんば駅に到着

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C.Hさん:ここから大阪メトロで梅田に向かいます。なんば駅は結構混み合いますね。今はリモートの授業の日もありますが、3年生になると毎日大学に行く予定です。大学の授業や実習は正直、大変なこともあります。けれど、友達と一緒にテスト前に勉強したり、協力して乗り越えていくというのも、達成感があって楽しいです。

【通学コラム その2】
遊びに行くスポット「HEP FIVE」

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C.Hさんが通学の中で一番好きな場所は「梅田」。理由は「行けば大体のものがそろっているから」とのこと。友達とも梅田でショッピングやカフェめぐりをすることが多いそうで、よく遊びに行くスポットは「HEP FIVE」。

08:30 阪急岡本駅に到着

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C.Hさん:阪急神戸線は朝も座れてのんびり過ごせるので、通学で不便に思ったことはあまりないですね。2年生になって学生生活にも慣れてきたので、そろそろバイトもしたいなと考えていますが、通学途中となると、地元か、梅田か、なんばか、大学付近か……。選択肢がいろいろあるので、悩んでいるところです。

【通学コラム その3】
おすすめテイクアウト「わらび餅専門店 門藤の抹茶ラテ」

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阪急岡本駅からバスのりばに向かう途中にある「わらび餅専門店 門藤」。そこでテイクアウトできる「抹茶ラテ」がC.Hさんのおすすめ。小さく刻まれたトロトロのわらび餅がたくさん入っていて、飲みごたえも抜群。岡本には他にも素敵なカフェが多く、帰りに友達と寄り道をするのも楽しい時間とのこと。

08:35 甲南女子大学スクールバスのりばに到着

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C.Hさん:阪急岡本駅の近くから出ている無料のスクールバスで大学まで向かいます。乗っているのは同じ大学の学生や教職員ばかりなので、人が多くてもやっぱり気が楽ですね。

甲南女子大学の看護学科に決めたのは、梅田で開催されていた看護フェアの甲南女子大学ブースで話を聞いたのがきっかけです。甲南女子大学にはアドバイザー制度というのがあって、学生ひとりに対し先生3~4人がついてくれて、学校で困っていることや勉強でつまづいているところの相談に乗ってくれるんです。その話を聞いて、熱心に対応してもらえそうと魅力を感じました。それと、看護学科のユニフォームがかわいくて(笑)。これを着たい! と思って、モチベーションが上がりました。

【通学コラム その4】
マストアイテム「授業のデジタル資料」

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移動のスキマ時間には、授業の資料を自分でWordにまとめたものを、スマホで見て復習しているそう。「テストの科目が多いので、友達と授業の範囲を分担してそれぞれまとめて、お互いに教えあったりもしているんです。」とC.Hさん。 甲南女子大学の学生なら無料で使えるMicrosoftOffice Office365(Word・Excel・Power Pointなどのアプリ)を活用しているとのこと。

 

「MicrosoftOffice Office365」の詳細はこちら

08:40 甲南女子大学に到着

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C.Hさん:山から街を横断して、約2時間の長旅の末、到着です! さらに大学からは、神戸ならではの海が見える風景も楽しめます。

 

通学の醍醐味は、学校帰りに友達と色んな所に寄れること。約束をしてなくても、帰り道に「ちょっとカフェで話そうか」となったりするのが楽しいんです。毎日、梅田やなんばを通るので、新しい洋服をみたり、話題のお店を知ることができるのも良いところかなと思います。 

神戸の街並みと海を一望できる大学からの景色を動画でチェック!

関西一円からの通学者がいる甲南女子大学

意外と多い、遠方からの自宅通学生

・兵庫県 :赤穂市/上郡町/相生市/宍粟市/丹波市/丹波篠山市/洲本市/淡路市など

・奈良県:五條市/宇陀市/桜井市/橿原市/天理市/奈良市など

・和歌山県:和歌山市/海南市/紀の川市/橋本市

・京都府:京都市/城陽市/京田辺市/木津川市など

・滋賀県:彦根市/東近江市/栗東市/草津市/大津市

・三重県:伊賀市/名張市

 

※2022年3月時点

自宅から甲南女子大学に通えるのか、どんな通学ルートになるのか、気になった方はGoogleマップで自宅から甲南女子大学(バスのりば)までのルートを検索してみよう!

検索はこちら

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※この記事は当該エリアからの通学が可能であることを保証するものではありません。実際に通学が可能かどうかについては、お住まいの場所など個別の事情を踏まえてのご確認をお願いします。

※掲載の写真は、感染症対策に万全を期し撮影、制作しております。

※記事に記されている所属・役職等は取材時のものです。既に転出・退職している教員、卒業している学生が掲載されている場合があります。

※記事に記されている店舗情報は取材時のものです。現在とは情報が異なる場合があります。

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